与謝野晶子記念館 コーナー展示

「晶子からあなたにつなぐ『源氏物語』」

与謝野晶子『新訳源氏物語』上巻表紙絵

会　　期：令和６年３月20日（水・祝）～9月16日（月・祝）

（第一期）「晶子が解き明かす古典の世界」　　・・・ 3月20日（水・祝）～5月20日（月）

（第二期）「晶子と恩師・紫式部」                      ・・・ 5月22日（水）～7月15日（月・祝）

（第三期）「晶子源氏の裏側～初公開資料より」 ・・・7月17日（水）～9月16日（月・祝）

会　　場：与謝野晶子記念館内　コーナー展示

『源氏物語』の作者紫式部を主人公にしたNHK大河ドラマの放映がはじまり、「源氏物語」が再び注目を集めています。あわせて晶子が訳した「源氏物語」にも関心が寄せられ、各地で展覧会や講演会が開催されています。

晶子は11、2歳頃から「源氏物語」に親しみ、紫式部を「私の恩師」と尊敬していました。そして、晶子が亡くなる2年半前の昭和14年（1939)に完成した『新新訳源氏物語』全６巻は、晶子にとって最後の大作となりました。

晶子は、「源氏物語」を多くの人々に読み継がれるために、情熱を注ぎ生涯をかけて現代語訳を行ないました。

本展では、晶子が「源氏物語」をどのような思いで訳し、現代の私たちに伝えようとしたかを貴重な資料を読み解きながら紹介します。