「堺に生まれた女性日本画家 島成園」を開催いたします
「堺に生まれた女性日本画家 島成園」を開催いたします。
チラシはこちらから詳しくご覧になれます。
■会期 2019年1月5日(土)~2019年1月27日(日)
休館日:企画展開催中は1月15日(火)・16日(水)
■開館時間 午前9時~午後6時(最終入館午後5時30分)
■会 場 さかい利晶の杜 2階企画展示室
■主 催 堺市
■料 金 観覧料 大人300円(240円) 高校生200円(160円) 小中学生100円(80円)
「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」の観覧券で企画展示室にもご入場いただけます。
※( )内は10名以上の割引料金
■開催趣旨
島成園は明治25(1892)年、堺市熊野町に生まれ、後に大阪市に転居し、花街のある島之内で育ちました。
やがて絵師である父の影響を受け、図案家の兄の仕事を手伝いながら独学で絵の道に進みました。
大正元(1912)年秋、文部省美術展覧会(文展)に20歳の若さで「宗右衛門町の夕」が初入選し、
画家としてのデビューを果たしたことで名声が一気に高まりました。
そのため成園は京都の上村松園、東京の池田蕉園とともに「三都三園」と並び称されました。
そして島成園の画技と人柄によって多くの女性画家たちに慕われ、大阪における女性画家の先駆者ともいえる存在となりました。
本展では、文展の好評を受け注文に応じて描き直された「宗右衛門町之夕」、文展入選の翌年に再び入選した「祭りのよそおい」をはじめ、成園の心情を描き出した自画像「無題」など幅広い画風の作品を展示します。
また、多感な幼少時代を過ごした堺での思い出や家族との関わりなども紹介し、
画家としての顔だけではない、島成園の人物像に迫ります。
■講演会
【講演会】
①「島成園の生涯―女性画家との交流を通して―」
島成園と関わりの深い大阪の女性日本画家との交流のお話も交え、様々な作品や制作の背景などから島成園の画業を語っていただきます。
○日時:平成31年1月13日(日) 14時~15時
○講師:小川知子氏(大阪中之島美術館準備室 研究副主幹)
○会場:さかい利晶の杜2階講座室
○参加費:無料
○定員:30名
②「島成園と私―島成園の物語と堺の魅力をめぐって―」
島成園も登場する堺を舞台に描かれた「シマイチ古道具商」(新潮文庫刊)の制作のエピソードや堺の魅力についてお話いただきます。
○日時:平成31年1月19日(土) 14時~15時
○講師:蓮見恭子氏(堺市出身作家、島成園の遠戚)
○会場:さかい利晶の杜1階茶室
○参加費:無料
○定員:15名
申込方法
ハガキかファックス、電子メールに、氏名、住所、電話番号、申込人数(2名様まで)、
希望する講演会①か②をご記入の上、下記までお申込みください。
※1月4日(金)必着、応募多数の場合は抽選により決定し、全員にハガキで結果を通知します。
ハガキ:590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市文化課 推進係
FAX:072-228-8174
E-Mail:bunka@city.sakai.lg.jp