【終了しました】企画展「生誕150年 与謝野鉄幹」
-新世界をわが手にて開きたく候 鉄幹-
与謝野鉄幹(本名、寛)は明治6年(1873)、京都市の岡崎に生まれました。
二十歳で上京した鉄幹は、旧派の和歌を批判し近代短歌の革新を成し遂げます。明治33年(1900)には文学美術雑誌『明星』を刊行し、与謝野晶子をはじめ、石川啄木や山川登美子、北原白秋や吉井勇などの若い歌人たちの才能を開花させました。この頃に用いたのが「鉄幹」(老梅の幹という意味)の雅号でした。
本展では、鉄幹の著書や原稿、創作ノートや書簡などを展示します。また、鉄幹の弟子であり友人であった新潟県佐渡の実業家、渡邉湖畔(1886~1960)のもとに遺された貴重な資料の数々を、渡辺家の特別なご協力によりお借りし、展示いたします。
鉄幹生誕150年の節目に、知られざるその業績と、生涯にわたって持ち続けた文学への探究と情熱を紹介します。本展が鉄幹の再評価につながる機会となれば幸いです。
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企画展「生誕150年 与謝野鉄幹」
会 期:令和5年11月18日(土)~令和6年1月14日(日)
休 館 日:毎月第3火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)
会 場:さかい利晶の杜 2階企画展示室
観 覧 料:大人300円 高校生200円 中学生以下無料
※「与謝野晶子記念館」「千利休茶の湯館」の観覧券で企画展示室にもご入場いただけます。
主 催:堺市
協 力:与謝野晶子倶楽部
【関連事業】
◆ 学芸員による展示解説 ◆
日 時:令和5年12月7日(木)(晶子生誕日)午前10時30分~
令和6年1月13日(土)午後1時30分~(各日20分程度、事前申し込み不要)
場 所:さかい利晶の杜 2階企画展示室
参 加 費:無料(展示観覧券が必要)