【千利休茶の湯館】堺市指定有形文化財(考古資料)認定記念特別展示を開催中!
会期:2022年2月25日(金)-7月18日(火・祝)
室町時代後半から江戸時代初期に自治都市として栄えた堺には、まち全体を取り囲む堀がありました。堀に囲まれた範囲は「堺環濠都市遺跡」と呼ばれており、さまざまな遺構や遺物が発掘されています。
平成元年(1989)に発掘調査を実施した堺市熊野町西2丁(SKT39地点)では、慶長20年(1615)の大坂夏の陣に伴う火災で被災した2つの建物から多量の茶陶が出土しました。
このたび、SKT39地点の資料群が、堺市指定の有形文化財(考古資料)に登録されたことを記念し、発掘現場にほど近いさかい利晶の杜で展示します。
「茶道具の蔵からの出土品」
「茶室のある蔵屋敷からの出土品」
かつての堺のまちの歴史や文化を伝える考古資料をぜひご覧ください。