パネル展「晶子とスペイン風邪②‐未来への希望‐」を開催します
パネル展「晶子とスペイン風邪②‐未来への希望‐」
を開催します
昨年度に引き続き、全国文学館協議会主催の共同展示「3.11 文学館からのメッセージ」として、パネル展「晶子とスペイン風邪② ‐未来への希望‐」を以下のとおり開催します。
晶子が活動していた大正7年~9年(1918~1920)に、スペイン風邪と呼ばれた感染症が、世界規模で猛威を振るい、日本国内においても約50万人もの死者がでましたが、晶子はそのさなかを生きました。
晶子は評論で感染症に苦しむ社会への自らの考えを述べています。また政府はスペイン風邪の脅威を警告し感染防止のための啓蒙ポスターがつくられました。本展ではそれらをパネルで紹介します。
新型コロナウイルス感染症による地球規模での被害が問題になっている現在、かつての感染症の記憶を紹介することで、人類が繰り返し感染症の恐怖に直面してきたことを再認識いただければと思います。そして、それを乗り越えようとする晶子の強い意志とつねにもちつづけた未来への希望を晶子のことばから感じていただければと思います。
なお、この共同展示は、10回目となる今回を区切りとして終了いたします。
会 期 令和4年2月16日(水)~3月14日(月)
主 催 堺市(協力:与謝野晶子倶楽部)
休館日 会期中なし
「啓蒙ポスター」(国立保険医療科学院図書所蔵)
「啓蒙ポスター」(国立保険医療科学院図書所蔵)