【与謝野晶子記念館】展示替えを行いました。
与謝野晶子記念館では、10月15日に展示替えを行いました。
11月2日より開催予定の企画展「「源氏物語」を解き明かす晶子」に関係がある
月見と琵琶湖をイメージした歌を新しく展示しています。
『源氏物語』の作者、紫式部は琵琶湖に臨む「石山寺」で月見をしている最中に
源氏物語の着想を得たという伝承があり、晶子の作品『新訳源氏物語』の装幀も
このエピソードをモチーフにしたものとなっております。
大正13年に晶子も紫式部の故事を意識してか
琵琶湖で月見をしており、その際に詠んだとされる以下の歌を展示しています。
「山はやく月をかくせば大空へ ひかりを放つ琵琶の湖 晶子」
「湖水より夜霧ほのかに上りきて 二更を過ぎぬ観月の台 晶子」
この機会にぜひご覧ください。