【与謝野晶子記念館】桜を詠んだ歌掛軸を展示
このほど、与謝野晶子記念館の書のコーナーに、新しく晶子自筆の歌掛軸を展示いたしました。
与謝野晶子生誕140年記念事業として、3月8日に、新品種の「与謝野晶子」と命名された堺ブランド桜をさかい利晶の杜へ記念植樹いたしました。
これにちなんで、与謝野晶子がこよなく愛し、生涯数多くの歌に詠んでいる「桜」の歌掛軸を展示したものです。
・「佐久良」与謝野晶子歌・生田花朝画 昭和14年夏
一片の花の池水へ移るなり華清に浴を賜るごとく 晶子
・与謝野晶子・北野恒富書画掛軸
そことなく浅葱ざくらの色したるたそがれ時となりにけるかな 晶子
昭和4年に「春!」と題して雑誌『若草』に発表されました
この機会にぜひご来館いただきますようお待ちしております。