【千利休茶の湯館】展示替えを行いました
【千利休茶の湯館】堺環濠都市遺跡コーナーの展示替え
相次ぐ戦乱の中、豪商たちは、町の周囲に濠(ほり)を巡らせ、商業の自由と自治を守りました。
環濠都市・堺の遺跡からは、茶の湯に関するさまざまな陶磁器が出土しています。
千利休茶の湯館の「堺環濠都市遺跡の出土品コーナー」にて、数ある出土品の中から「茶入」と「天目茶碗」を紹介しています。
国際貿易都市として栄えた堺では、「唐物」と呼ばれる中国から輸入された陶磁器が出土しています。また、瀬戸美濃や唐津等全国から集まった和物茶陶も出土していることから、16 世紀後半から17世紀前半にかけて、堺の茶の湯が盛んであったことが窺えます。
堺における茶の湯の歴史の一端を感じることができる「堺環濠都市遺跡の出土品コーナー」をぜひご覧ください。