【開催報告】企画展「立花大亀と茶の湯―三世紀を生きた堺の禅僧」記念講演会
9月21日(土)、企画展「立花大亀と茶の湯」記念講演会をさかい利晶の杜講座室にて、開催いたしました。
講師には、芳澤勝弘氏(花園大学国際禅文化研究所顧問)をお迎えし、「堺ゆかりの禅僧と茶の湯」というテーマで、ご講演いただきました。
とんちで有名な一休さんこと一休宗純及びその兄弟子・養叟宗頤にはじまり、堺屈指の豪商・天王寺屋出身の江月宗玩まで、茶人・千利休や堺の豪商と禅僧と茶の湯のかかわり、南宗寺の存在等わかりやすく興味深くお話くださり、難しそうな禅の世界に、あらためて深く興味を持たれた方々が多くいらっしゃいました。
大亀和尚は堺を「茶の湯の本流」と称していますが、堺における禅僧の活動と茶の湯の歴史が文化史上重要な位置づけにあるということを、今回の展覧会で改めて見直していただける機会になれば幸いです。