企画展「茶の湯の復興ー幕末・明治の千家茶道を中心にー」を開催いたします。
企画展
「茶の湯の復興ー幕末・明治の千家茶道を中心にー」
を開催いたします。
本年は、1868年の明治維新からちょうど150年にあたります。
新しい時代の幕開けと共に、封建制度が廃止され、日本は新しい国家体制を構築し、欧化主義が瞬く間に社会に浸透し、伝統文化への人々の興味は薄れていきます。
このような時代のうねりの中で、千利休を祖とする表千家、裏千家、武者小路千家の三千家は、17世紀中期より大名家へ茶道役として仕官することで得ていた経済的基盤を失い、苦しい時代を迎えます。
そこで、三千家宗匠は共に手を携え、伝統文化の継承者として茶の湯の復興に向け、様々な努力を重ねます。また、宗匠らは活動の場を関西圏を中心とした地方に広げます。特に表千家11代家元碌々斎は、地方数寄者の支援を得て、東北から九州までの広範囲にわたり活動の場を広げます。
本展では、幕末から明治にかけて大きく変化する時代の流れの中で、茶の湯の復興における三千家宗匠の功績を振り返ります。また、三千家宗匠の活動を地方ゆかりの茶道具を通して紹介します。
※チラシはこちらからご覧いただけます
会期
平成30年9月14日(金)~ 10月21日(日) 休館日:第3火曜日
※企画展開催中は9月18日(火)・10月16日(火)
開館時間
午前9時~午後6時(最終入館午後5時30分)
会 場
さかい利晶の杜 企画展示室
主 催
堺市
料 金
観覧料 大人300円(240円) 高校生200円(160円) 小中学生100円(80円)
「千利休茶の湯館」「与謝野晶子記念館」の観覧券で企画展示室にもご入場いただけます。
※( )内は10名以上の割引料金
展示解説
学芸員による展示解説を行います。
・日 時 : 9月22日(土)・10月5日(金) 各午後1時30分から20分程度
・場 所 : さかい利晶の杜 企画展示室 (直接会場へお越しください。)
・参加費 : 無料 (展示観覧券を事前にお買い求めください。)
・参加方法 : 申込不要
講演会
「近代の茶の再出発」
講 師:生形 貴重 氏 (千里金蘭大学 名誉教授)
日 時:9月29日(土) 午後2時~午後3時30分
会 場:さかい利晶の杜 2階 講座室
定 員:40名(先着順)
参加費:300円(展示観覧含む)
申 込:8月1日(水)午前9時より 受付開始
「千家茶道の近現代史」
講 師:伊住 禮次朗 氏 (茶道資料館副館長 ・ 今日庵文庫長)
日 時:10月8日(月・祝) 午後2時~午後3時30分
会 場:さかい利晶の杜 2階 講座室
定 員:40名(先着順)
参加費:300円(展示観覧含む)
申 込:8月1日(水)午前9時より 受付開始
>>申込み方法<<
必要事項(氏名・住所・年齢・TEL/FAX・ご希望の講演)を明記の上、
電話、FAX、もしくは申込フォームからお申し込みください。
※定員になり次第募集受付け終了いたします。
電話でのお申込み・・・TEL:072‐260‐4386
FAXでのお申込み・・・FAX:072‐260‐4725
※必須事項に漏れがありますとご希望に添えない可能性がございます。必須事項に漏れのないようお願いいたします。
申込みフォームからのお申込み
※申込みフォームは8月1日(水)9時より入力可能
この講演会は終了いたしました。
下記から開催報告をご覧いただけます。
○「近代の茶の再出発」開催報告はこちらからご覧ください。
○「千家茶道の近現代史」開催報告はこちらからご覧ください。