【千利休茶の湯館 展示替】千家十職 十七代永樂善五郎
【千利休茶の湯館】千家十職 十七代永樂善五郎
千家十職とは、千利休を祖とする三千家と深い関わりを持ち、
利休形の型を守り伝え、家元の好みの茶道具を制作し続けてきた十家の工芸家集団です。
千家十職のうち、土風炉・焼物師である永樂家十七代善五郎による水指、茶碗を展示しています。
十七代永樂善五郎《瑞雲ニ鶴水指》堺ライオンズクラブ寄贈
作者は見どころとして次の点を挙げています。
「早朝のまだ冷たい空気が感じられる頃、清々しい気配を水色の雲で表現し、
春の朝のごとき軟らかさの中、鶴が力強く乱れ飛んでいる様を絵画的な表現法を用いて造りました。」
春にふさわしい茶道具をぜひご覧ください。