与謝野晶子記念館

与謝野晶子について

明治11年(1878)12月7日、現在の堺市堺区甲斐町にあった和菓子商「駿河屋」の三女として生まれました。
家業を手伝いながら文学会に入会するなど多感な少女時代を堺で過ごします。22歳で上京し、歌の師である与謝野寛(鉄幹)と結婚して12人もの子どもの母となりました。代表作には、歌集『みだれ髪』や詩「君死にたまふことなかれ」があります。
歌人として有名ですが、その活動は詩歌にとどまらず『源氏物語』の現代語訳や社会問題、教育問題にかかわる評論など、その表現世界の幅を広げてきました。特に評論文は、現代にも通じる普遍的なメッセージを発信し続けています。
昭和17年(1942)5月29日に63歳の生涯を終えます。毎年堺では命日に、「白桜忌(はくおうき)」という法要が営まれています。

観覧料

観覧料
個人
団体(10名~)
大人(大学生を含む)
300円
240円
高校生
200円
160円
中学生以下
無料
無料
※ 上記の観覧料にて、千利休茶の湯館【1階】との両方をご覧いただけます。

・10名様より団体料金
・常設展観覧料は障がいのある方と介護者、堺市内在住の65歳以上の方、未就学児は無料。
・企画展示観覧料は別途料金を設定する場合があります。
鞍馬寺蔵
文化学院蔵
鞍馬寺蔵

記念館配置図

展示の見どころ

1.「詩歌の森」

晶子の詩歌の世界を映像と音声で体感していただきます。詩歌は春夏秋冬と季節ごとに入れ替えています。
床面には花びらや落ち葉などが映像で表現され、人の動きに応じて変化するなど、大人から子どもまで楽しみながら晶子の作品世界に触れていただけます。
さらに、館内では、晶子のメッセージや幅広い交流、ゆかりの地などを紹介するタッチパネルが各コーナーにあります。ぜひ画面をタッチしてご覧ください。

2.「晶子の装幀(そうてい)」

晶子の著書の装幀は一流の作家が手がけたものが多く、色彩豊かで美術的にも優れています。ケースの内部をのぞくと、本の表紙だけでなく裏表紙や口絵など美しい装幀をあますところなくご覧いただけます。

3.「創作の場」

晶子が執筆活動をしていた書斎をイメージ再現しています。
そこには、晶子自筆の歌百首屏風(複製)も展示しており、晶子の美しい筆跡を間近でご覧いただけます。
また、晶子の在りし日の姿を動画でご覧いただけるだけでなく、『源氏物語』や自作の短歌を朗読する肉声もお聴きいただけます。

4.「寛と歩んだ人生の軌跡」

師弟・同志・そして夫婦であった晶子と寛の歩んだ生涯と業績を紹介しています。
引き出し式の展示ケースがあり、引き出しを開ければカルタや写真アルバムなどの資料をご覧いただけます。

5.「少女(おとめ)となりし父母(ちちはは)の家」

晶子の生家「駿河屋」をほぼ実際のサイズで再現しています。
西洋好みの父が建てた家は、当時としては珍しく大きな時計がかけられ、2階が洋風という建物で、晶子が西洋の香りのする家で少女時代を過ごした雰囲気を感じていただきます。晶子が店番をしながら文学作品を読んだという帳場も再現されており、晶子の文学の出発点として紹介をしています。

外部サイト
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